モチーフは作家と娘との思い出。
好きな光・絵・科学といった要素を組み合わせ、刷毛や筆のようなフォルムに。
持ち手は輝く光のように直線的かつ結晶や雫のような形にと、娘との思い出を閉じ込めました。
ジュエリー用語では、メインの宝石を取り囲む小さなダイヤモンドをメレダイヤモンドと呼びます。
思い出とそれを形にしたカトラリーが、娘の人生を彩る小さな宝石となり、主人公である娘を引き立ててくれることを願っています。
カトラリー作家 樫原ヒロの作品
樫原ヒロのカトラリーは独特の表面加工で、まるで使い古したようなアンティーク、クラシックな風合いがあります。
使うたびに少しずつ見えてくる真鍮本来の柔らかな金色とのコントラストが、テーブルにシャビーシックな印象を添えてくれます。
洋白という素材の魅力
洋白とは、銅・ニッケル・亜鉛の合金、独特の柔らかみのある色合いが特徴です。
洋白銀、洋銀、ニッケルシルバーとも呼ばれ、かつてヨーロッパでは純銀製の食器に代わり、洋白に銀メッキをした洋白銀器が広く使われました。
純銀が不足した時代に代替品として生まれ、それまで貴族のものであった銀食器が広く上流階級に普及したきっかけになったと言われています。
樫原ヒロの作品では銀メッキを施さず、洋白自体の焼き色・エイジングに注目しています。
表面に酸化膜ができやすく、日々お使いいただく中で、徐々にその風合いを変えていきます。
普段よく食べているもの、洗い方、保管の仕方、人それぞれの環境によって、それぞれ風合いが異なってくることも魅力のひとつ。
ぜひ、あなただけのエイジングを楽しんでください。
お手入れについて
洋白は水分や酸に弱く、表面の色合いが変わりやすい金属です。
食品や水分が食器についたままにならないよう、お使いの後はすぐに水洗いしてください。 特に柑橘類や酸性の強い食品、紅茶などの金属を変色させる食品でお使いの際はご注意ください。
また、早く乾くように立てて乾かすか、クロス(柔らかい布)で水分を拭き取って保管してください。
サイズ | 約 縦150mm × 横18mm × 高15mm |
重量 | 約 20g |
素材 | 洋白(C7521) |
原産国 | 日本 |
注意点 |
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