スピカ - spica - |ナイフの真鍮バージョンはこちら
風船のように膨らんだスプーンの頭と 華奢な持ち手が特徴的な姿は まるで秋に実った果実の枝を思わせるような特徴的な雰囲気。
-spica - スピカとは穂を意味する言葉。まるで穂のようなシルエットから名付けられたシリーズのスプーンです。
スピカのナイフは持ち手は2mmの厚さですが 刃は1mmの厚さまで薄く伸ばしています。それは持った時に力が入るギリギリの細さと 食材が切れるギリギリの厚みを追求したから。
華奢でシンプルな見た目から想像するよりも持ちやすく 切りやすい。
しかも刃先についたギザギザで サクサクと切ることができます。
スピカのフォークとセットで使うのにふさわしいナイフができました。
見た目と使いやすさを兼ね備えた自慢のナイフです。
樫原ヒロ の スピカシリーズから お食事用のナイフ。
カトラリー作家 樫原ヒロの作品
樫原ヒロのカトラリーは独特の表面加工で、まるで使い古したようなアンティーク、クラシックな風合いがあります。
使うたびに少しずつ見えてくる真鍮本来の柔らかな金色とのコントラストが、テーブルにシャビーシックな印象を添えてくれます。
洋白という素材の魅力
洋白とは、銅・ニッケル・亜鉛の合金、独特の柔らかみのある色合いが特徴です。
洋白銀、洋銀、ニッケルシルバーとも呼ばれ、かつてヨーロッパでは純銀製の食器に代わり、洋白に銀メッキをした洋白銀器が広く使われました。
純銀が不足した時代に代替品として生まれ、それまで貴族のものであった銀食器が広く上流階級に普及したきっかけになったと言われています。
樫原ヒロの作品では銀メッキを施さず、洋白自体の焼き色・エイジングに注目しています。
表面に酸化膜ができやすく、日々お使いいただく中で、徐々にその風合いを変えていきます。
普段よく食べているもの、洗い方、保管の仕方、人それぞれの環境によって、それぞれ風合いが異なってくることも魅力のひとつ。
ぜひ、あなただけのエイジングを楽しんでください。
お手入れについて
洋白は水分や酸に弱く、表面の色合いが変わりやすい金属です。
食品や水分が食器についたままにならないよう、お使いの後はすぐに水洗いしてください。 特に柑橘類や酸性の強い食品、紅茶などの金属を変色させる食品でお使いの際はご注意ください。
また、早く乾くように立てて乾かすか、クロス(柔らかい布)で水分を拭き取って保管してください。
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大きさ
- サイズ: 縦 203mm × 横 14mm × 高 1.5mm
- 重量 14.5 g
素材
- 洋白(C7521)
注意点
- 水分により錆や曇りが出やすくなります。洗った後は水気をよく切って保管してください。 特に柑橘類や酸性の強い食品、紅茶などの金属を変色させる食品でお使いの際はご注意ください。空気中の水分などでも徐々に曇ります。気になる場合は、時々布で磨いてください。
- 一つ一つ手作業で製作しています。長さや形状に個体差が生じていることがあります。 またあえて使い込んだような古い質感に仕上げています。デザイン上、小傷があることをご了承ください。
- 食器洗浄機、オーブン、レンジでは使用しないでください。
- フォーク、ナイフの先は非常に尖っていますので、取り扱いに十分ご注意ください。
- お使いの食器によっては強く擦ると傷がつく場合がありますので、ご使用の際にはご注意ください。
- 金属アレルギーを引き起こす恐れがあります。異常が現れた場合はご使用を控え、医師に相談してください。
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